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オスカー獲得「おくりびと」を観ました。

レンタル事情もだいぶ落ち着いてきたので、DVDを借りられました。
オスカー獲得、「おくりびと」をやっと観るコトができました。

前評判がすごい高い作品だったので、期待度も満点。
どんなに素晴らしい映画だろうと思って観たら、やっぱり素晴らしい
映画でした。

オーケストラのチェロ奏者だった主人公が、オーケストラの世界には
いられなくなって、仕事を探しているときに、納棺師という仕事に出会
うところから物語は始まります。

死体を見たコトもない主人公は、その仕事の辛さに自分を見失いま
すが、温かい社長と同僚、その仕事の本当の意味を知り、だんだん
仕事に惹かれていきます。

死体を着替えさせるシーンや化粧を施すシーンは美しくもあり、見る
者を魅了します。
すべてのお葬式でこのような儀式が行われるわけではないですが、
自分が死んだときはこのように美しく最期を迎えたいとさえ思いました。

実際に、納棺師という資格があるわけではなく、ある会社の中でその
ような呼び名があるだけだと新聞で読みました。
でも、納棺師の名前はこの映画でグッと上がっただろうし、お給料も
いいから、この仕事に就きたいと思った人も多いはず。
ですが、実際に死体を常に触るというコトは、想像以上に精神的苦痛
を伴うと思います。

また、毎日死体を触るというコトは、穢れたものであるコトのように思わ
れ、家族も親戚も良い気持ちはしないでしょう。
実際にごく近しい人に不幸があり、納棺師の仕事を目の当たりにした
人でないかぎり、この仕事を理解するコトは難しいと思います。
必要な仕事であるはずのものが、穢れたもののように思われるのは
辛いですね。

わたしも毎日死体を触るというコトに恐れを抱きます。
でも、人生最後の化粧は、本当に美しくしてもらいたいとも思います。
納棺師のお仕事はきついでしょうが、誰しも迎える最期の時を鮮やか
に彩る大切な仕事。
自分がなりたいとは思いませんが、このお仕事に就いている方々には
頑張ってもらいたいですね。

不幸はいつ振りかかるか知れません。
大切なお仕事をされている方々が、冷たい目で見られない世界であっ
てほしいと思います。

さすがにオスカーを獲得しただけあって、最後まで引き込まれました。
役者が役を演じているとも思えず、自然体で本当にこういう人がいるか
のような、まるでドキュメンタリーを見ているような気持ちでした。
役者が役を演じていると思える映画ほど白けるものはないですしね。
そういう点でも素晴らしい映画でした。

邦画で久しぶりに良い映画を観ました。
こういう映画が作れるんだから、もっと日本映画界も頑張らないと。
次のオスカー外国語映画部門も獲れるように、奮起してもらいたいです
ね。

色々と考えさせられる映画にご満悦の りこ でした。
SFやCGを駆使した映画は、アメリカには到底勝てません。
日本が勝てるのは、時代劇とアニメぐらいかと思っていました。
現代劇で世界に認められる作品を作れた関係者方々に敬意を表します。
さて、今年は話題になる映画が出るでしょうか。
関係ないけど、「ヤッターマン」が観たいわたしです。(笑)

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「☆りこ日記☆」カテゴリの記事

コメント

私の場合、祖父が自宅で亡くなったのが、「人の死」を間近でみた初めての経験でした。
田舎ですから、家族も多いし大抵の場合、三世代同居してますから
比較的、死を見つめる機会に会い易いかもしれません。

あと、我が家の場合はペットも複数飼っていましたから。


ただ、一番残念に思ったのは、祖母の時でした。
祖父は家で昼飯を食べた後に、家族が見ている所で心筋梗塞でゆっくりと崩れる様に亡くなって行きましたが、
祖母は病院のベッドで、夜中の見回りの看護婦がたまたま気づいて我が家に連絡をくれたのですが、誰もいない病室の中ですでに亡くなっていたのでした。
「一番面倒を見てくれた人なのに…」と思って悔しい気分になりました。
(私はお婆ちゃん子でしたから)

亡くなった後は、病院から自宅に送られる際に看護婦さんが
清拭(といって良いのかな?)してくれたんだったかな。
自宅に帰って来てからは、母達が軽く化粧していた気がします。

男の私はどこでのたれ死んでも、それが寿命なら構わないと思っていますが、女の人はやっぱり綺麗な顔で最後を送られた方がいいと思いますし、そういう一生であって欲しいと思いますよ。

投稿: へなちょこポンタ | 2009年5月15日 (金) 午前 12時08分

>へなちょこポンタさん

こんにちは。
コメントありがとうございます☆

わたしは人の死を間近で見たのは一度しかありません。
ペットなら何度かありますが、身近な人を亡くすのはつらいですよね。

おばあちゃん子だったとのコトで、おばあちゃんを亡くすのは本当にお辛かったろうと思います。
わたしはやっぱり、誰にも死なれずに自分が先に死にたいという気持ちがありますね。

「おくりびと」にあったような納棺師のお仕事は、一般的には馴染みが薄いと思いますが、特に女性の最期を飾るには、本当に大切なお仕事だと思います。
身内が化粧をしてあげるのも良いですが、儀式的にプロが行うのも良いと思います。
世間に認められるお仕事であってほしいと思いますね。

人の死はすぐ隣り合わせにあるもの。
わたしだって不養生しているから、いつ逝ってしまうか知れません。
わたしよりも年上の人の最期を看取ってあげるのも大事だとは思いますが、できれば身内の死には直面したくないものですね。

おばあちゃんのコトを思い出させてしまいましたね。
大切な記憶ですので、失くさずにいてあげてください。

コメントありがとうございました。

投稿: りこ | 2009年5月18日 (月) 午後 02時26分

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