ヤなコトが多いぶんだけ幸せ?

『愛のかたち』

情けないぐらい過剰に
苦しくなるぐらい過剰に
わたしは不安に揺れている

儚い夢だと思えればいいけど
なんて遠い安寧の時間

好きでいることが
愛していることが
こんなにも心を乱すなんて

毎日会っているのに
不意に離れてしまいそうな予感
いやな予感

幸せな日々のはずなのに
幸せなぶんだけ不幸せになる

切なくて泣きそうで
しがみつくあなたの腕は
こんなにも温かくて優しいのに

声を憶えていようとしている
顔を憶えていようとしている
馬鹿なことしてるって判るけれど

弱い自分と
打ち克てない自分に
苛立ちを感じる

愛のかたちが不安なら
出逢わなければ良かったと思うのに
出逢えて良かったと思う私がいる

不安を友達にして
あなたを愛する他にない

これが私の愛のかたち

あなたを想う愛のかたち

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愛を伝えて。

『真実』

くちびる
かすかに動かして

あなたを抱くように
ことばを乗せる

こころの湖
優しい影を映して
目をつむる

愛されるより
愛したほうがいい

喜びも悲しみも
すべてを通じ合える
そんな関係

誰よりも愛しています

ここに私はいます

大切なあなたへ
思いと願いを
そっと込めて

この声を届けましょう

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目標を見失いがちなとき。

『途中』

時に
自分以外の誰もが
偉く見えるときがある

傷つけたら
それ以上に傷つけられそうな

だから怖くて
何も言い出せない自分に気づく

黙って静観しているだけで
動き牽引することもできず
もどかしさや苛立ちを感じるときがある

落ち込んでいるわけでもなく
腐っているわけでもない

結果からすればそれは同一線上にある

まだまだ途上の自分
未だ途中の自分

包み隠せない思いを胸に
人にならって生きるしかない

己が理想とする生き方のために
堪えるしかない
それが今

誇りを持って生きるのは
苦痛を伴うことだと知った

強く在ることは決して楽ではない
気持ちで折れぬことこそが

何よりも大切なのだ

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眠れない夜。

『眠れない夜』

なかなか寝付けない夜

横を向いたり
上を向いたり
自分の居場所さえ落ち着かない

そんなとき考えるのは
自分のこと
愛する人との未来のこと
言い過ぎてしまった友達のこと

希望を除く後悔は
夢にまで出てきそうなほど
考え悩んでも
明日の朝には忙しさにきっと忘れてる

けれど
言えなかった一言や
言ってしまった一言に
身を焦がすように

寝付けないこの時間に
反省や謝罪を繰り返している

悩まないように生きられたらいいのに

不器用な自分の不甲斐なさを
思い知る

こういう時間は
永遠になくならないのかも知れない

人の過ちが
この世から消えないように

ごめんなさいの言葉が
今もどこかで伝えられているように

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どちらが?

『選択肢』

この人を選ぶ

あの人を選ぶ

どちらも選ばない

選択肢は
この3つしかない

一緒に居て
落ち着く人

一緒に居て
ときめく人

わたしはどちらを選べばいい?

落ち着きは永遠のような気がして
ときめきは一瞬のような気がする

だけど
ときめきは熱病にも似た火照りをもたらし
落ち着きはマンネリにも似た平凡をもたらす

二人に恋してしまった私は
どちらに転んでも幸せになれるずるい存在

この恋の行方は

この恋の行方は

私が決める
3つの中から選ぶ選択肢

どことなく
ときめきが勝ちそうな予感がしている
私の悪い予感

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黄金の理想郷。

『エルドラド』

流れゆく河の上流に
必ずあると信じられたエルドラド

途方もない夢物語のようで
だけど希望として求め続けられていた

幾千年経ったとしても
人々の願望は変わらない
今でも追いかける冒険者はいる

本当のエルドラドは
きっと心の中にある

それぞれが思い描く一枚の地図
それぞれが思い描く黄金の理想郷

荒れる河
幾多の砂漠を越えて
辿り着こうという信念を持つ者は
きっとひとつの理想郷を得る

猛獣が猛り
青い鳥が舞う

心の中のエルドラドを探せば
きっと僕も良い大人になれる

旅人の心を持ちながら
荒んだ現代を生き抜ける

燃え尽きるまで求め続けよう
絶望は決してしない
ただの男じゃ終われない

少年の心を持つ
悠久の旅人になろう

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運命の女神。

『女神』

今は時期じゃないと
様子を見ているうちに

運命を司る女神は
手の届かないところへ行ってしまう

彼女に会うには
何事も先回りして
約束を取り付けないといけない

その約束さえ
気ままに破ってしまう彼女だから
破られないように努力しないといけない

チャンスは二度こない
そのチャンスをいかに掴み取るかが
彼女に会えるかどうかの瀬戸際だ

恋にも通じる駆け引きに勝った者だけが
運命を司る女神と美酒に酔える

さあ
女神の芳醇な吐息を得るために
動け 走れ 掴み取れ

自ら動かない者に
女神は微笑まない

疲れ倒れたときに現れるのも
また
運命の女神のような気がする

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こんな恋がいい・・・鴨?

『秘訣』

たとえば
恋の顛末が噂話になって
ミセスたちの口を渡っていったとしても

僕なら全然構わない
それだけの恋をしたと胸を張れる

変わらない想いが永遠に続くように
本当は虚無かもしれない現実世界で
自分の中に愛を感じよう

誰にでもある信じたいこと

僕にはそれが
この恋だった
ただそれだけのこと

すべてはゼロから始まり
失くしたとしてもゼロに戻りはしない

記憶が残り
想い出が残り
歳月のぶんの成長が残る

失くしても失くしても
この恋はやめられそうにない

その日その時 全力を尽くせば
きっと形に変わる何かがある

君に恋して良かったと
未来の僕ならきっと言うだろう

壊れるかも分からない恋だけど
今は夢中になろう
崩れてしまうその日まで

それが不安をなくす秘訣

愛し愛される秘訣

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未来への手紙。

『手紙』

未来の私に手紙を書こう

封を開けるのは10年後か20年後か
分からないけれど

幸せですか
好きな人とうまくいっていますか
傷ついてはいませんか

書きたいことは山ほどあって
ひとつひとつ言葉にするのは大変な作業

ただひとつ
どうしても書いておきたいことは

どうか泣かないでください・・・

泣き顔が似合わないのは
誰よりも知っています

笑っても別に美人じゃないけれど

幸せを願っています
他の誰でもない自分 -あなた- の幸せを

封をしたら引き出しにしまって
記憶が薄れるのを待とう

いつ読んだとしても
それは新鮮な気分で

未来の私へ
過去の私からの
ささやかな手紙

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優しい構図。

『お昼寝』

あなたのお昼寝姿を
頬杖ついて 私は見ている

ずいぶん気持ち良さそうに
寝返りうったり いびきをかいたり

どんな夢を見ているの

その夢に私は出てくるの

聞きたい事は山ほどあるけど
今は静かに見つめていたい

両手で作ったフレームの中に
あなたの寝姿をはめこんで
心でシャッターの音がした

我ながら良い構図だと
少し自慢気に笑ってみても
あなたはまるで知らんぷり

ちょっと悔しくなったから
あなたの腕を枕に
私も寝転んでみた

そのまま 静かに 目を閉じれば

あなたが誘う
夢の中

ゆらゆら漂う夢の中

今日もやっぱり
幸せだった

暖かな春の昼下がり

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想い出とともに・・・。

『名残り雪』

静かに寒い
君と通った懐かしいこの道

今でも思い出すのは
はにかんだ君の顔

雪が好きだと言いながら
無邪気な仕草で
僕の心を掴んだね

今はもう戻れない
戻りたいけど戻れない あの頃

もし君がここに居たらと
思わない日はないぐらい
切望を続けてる

気忙しく足早に駅へ向かう
大人にはなりたくなかった

でもそれも今は昔
僕も道を急ぐ大人になっていた

純粋なのは過去の想い出だけ

君と紡いだ記憶だけ

大事にしているよ
今でも忘れていないよ

さっきから雪がちらついている
3月の名残り雪が
さらさらと降っている

思い切り愛して
思い切り愛された

そして今でも
君を愛している

昨日を昨日と割り切れない僕は
ただ弱いだけの人間だろうか

雪を握り締め
宙を仰いだ

この胸に溢れる愛に
身を浸しながら・・・

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ふわふわ。

『苦潤の夜』

どうやら熱があるようで
身体に力が入らない

友達に助けを呼ぼうと
携帯に手をかけた

繋がったのは片想いのあの娘
何も話せなくて
ただ荒い息をしてたっけ

デザートを持って来てくれたあの娘は
とても世話好きなようで
あれこれ心配してくれた

その日から始まったこの恋

風邪を引くたびに思い出す
とろけるような感覚は
僕を甘えん坊にさせる小悪魔のささやき

熱が出たとき
ぎゅっと握ってくれる手を
大切にしたいと思う

今宵 風邪っぴきの夜・・・

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St.Valentine’s Day。

『恋人』

大切なひと
ただ愛しくて泣きたくなる

ささやかだけれど
大きな歓びをくれたひと

きっと 
いつまでも変わらない

いつまでも変わりたくない
この関係

茜色の空が
夜の顔になってゆく

公園のベンチ
私たちは今日起きた出来事を話す

ふとした瞬間
やっぱりこのひとが好きだと
確信する

嫌われないように
努力しなくてはいけない

髪も服もすべて
あなた好みになることを
私は嬉しく思っている

大好きなひと

絶対に
離れたりしない

ずっと ずっと

夢中にさせた責任を
きとんと取ってもらうまで

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淡い恋より・・・?

『恋慕』

口に出すのが怖い言葉は
あなたとの絆(いと)が切れてしまいそうな不安によるもの

口に出さなきゃ始まらないのに
私はそれを恐れてしまう

口に出したら もう後戻りできない気がして
ただの友達じゃいたくないのに 友達じゃなくなるのが怖くて

言い出せない
ただ
あなたを見つめ 想うだけ

言いたいことがある
伝えたいことがある

なのに 勇気を持てない私は
いつも口をつぐんでしまって 結局あなたに心配をかける

想いは強く 果てしなく
恋焦がれ 熱望と渇望の狭間で喘ぐ

けれど
こんな恋をしなければよかったとは思っていない

あなたに恋して本当に良かった

いま 口に乗せる 青く若い言葉は
あなたの胸に 届くだろうか・・・

あなたの心を揺らすことは 出来るだろうか・・・

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大人になること。

『少年』

大人になることが
忘れていくことなら

大人になることが
人を傷つけることなら

大人になることが
諦めていくことなら

僕は今のままがいい

雨が続いてぬかるんだ地面を
見て見ないフリをする
そんな大人になるのなら

泥だらけになって
遊ぶ子供がいい

友達に心を許せない
そんな大人になるくらいなら

馬鹿にされても厭わない
無邪気な
素直な子供でいよう

夢をなくさず
憧れて生きるために

人を好きになるために・・・・

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旅のはじまり。

『颯爽』

僕は
僕の居場所へ行こう

まだ何も見つからず
進んでいるのかさえ判らないけれど

あの人が教えてくれた
道を作っていくことの尊さ

早く走り過ぎることも
立ち止まって休むことも
すべてがきっと答えなんだ

僕だけの時間を
僕なりに使っていこう

誰と分かり合えるか
誰を傷つけ 傷つけられるか
不透明な未来でも

両手を伸ばせば
ゴールが見えそうで
目を細めてそこを見つめる

さあ
僕の旅はここから始まる

やっと一歩 踏み出しただけだ

明日はもう一歩
先に進めればそれでいい

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Merry Christmas☆

『ふたりでいれば、クリスマス』

予約が取れなくて右往左往
そんなあなたがとても可愛らしい

寒いけど平気なフリをしてみせる
今は場所探しに必死そうだから

ホントはどこへも行かなくたっていい
手をつないで缶コーヒーでもいい

おしゃれなお店で格好つけるより
くだけた会話で微笑みあいたい

「ごめんね どこへも行けなくて」

謝るあなたを見つめながら
たったひとつの
質問を投げかけた

「Will you marry me?」

驚いた顔が印象的で
でもすぐに口角が緩んで
返事をくれるあなた

「Yes, of course♪」

素敵なカードも
美味しいケーキも
高価なプレゼントも及ばない
最高のサンタが舞い降りた

何にもしないこの夜は
生涯忘れられない
夢見心地のクリスマス・イヴ

あなたの口唇に真心こめて

Merry Christmas To You ノ☆

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何が怖かった?

『手遅れ』

恋というには
別れを覚悟しているような僕だった

待ち合わせには遅れずに行ったし
人並みに口づけも交わした

でも
どこか遠く感じる距離を
縮めようともしなかった

いつか君が誰かを好きになっても
それを祝福できる自分でいたいと
虚勢を張っていたし

もし二人の結婚式なんてものがあるとして
それはとっても心細い気がしてた

そんなある日
君が突然告げてきた さよなら

好きな人ができたって
すごく申し訳なさそうな顔で言うから
僕は言った

あぁそう 幸せにね

君はやっぱりねって顔で
一言だけ乗せる

やっぱりわたしのこと好きじゃなかったんだね

その言葉を置いて
君は踵を返した

ひとりきりの時間
大きな喪失感に襲われ
僕は泣いた 泣いた

今更取り戻そうって思っても
取り戻せないものがあるって
初めて知った気がする

今は君を思い出すのも怖いよ
好きって気持ちが膨らんできてしまうから

恋というには
別れを覚悟しているような僕だった

なんて愚かだったろうと
天を仰ぎ ため息をつく

自分のことしか考えられなかった惨めな鳥は
飛ぶことさえもやめてしまったようでした

悲しいけれど
翼をもがれたみたいだから

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幻想的に。

『冬の夜空』

流れ星がひとつ ふたつ
瞳の中に溶けた

きらめきを残して
胸のつかえも消えた

硝子で出来たグラスに
星の輝きを注いで
飲み干す

マーキュリー ヴィーナス マーズ
太陽に照らされる星々

ジュピター サタン ウラヌス
深淵に浮かぶ星々

遠き宇宙に思いを馳せて
グラスをかかげ乾杯しよう

オーロラの向こう
数多の星座が綴るドラマ
幻想的な夜の時間

小さな自分のことなど忘れ
大きな力に導かれてゆく

許すかぎり星に酔おう

二度と見ることはない今宵のスクリーン

いつの間にか
星が降りしきる

私を包むドーム
不思議なほど温かい

新しい神話が息づくように
熱くなるこの胸

アルテミスの矢を追うように
高鳴るこの心

最後は月におやすみを言って
冬の夜空に幕を下ろす

明日も早い

現実的な愚痴を含ませながら

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生きるコトって難しい?

『回遊魚』

誰かの肩に当たらないように
道を歩く

誰かと目が合わないように
人と話すことも
しなくなった

止まったら死んでしまう回遊魚
だけど私は
できるかぎり人と交わりたくはない

幸せの意味
悲しみの意味
それらを考えることもなく

ただ避けるように
生きる
生きる
生きる

誰かを想い愛した日もあった

誰かのために がむしゃらだった日もあった

物語はまだ終わらない
まだ何も
始まってはいない

繋いでゆく 紡いでゆく
お話があるとするなら

それは私の目が
人と向き合ったときだろう

それまで私は
もがいているだけの
小さな存在にすぎない

今日も明日も人知れず泳ごう

回遊魚だって
生きていたいから

止まることは 許されない

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三角関係。

『彼女』

わたしだって時には
感傷的になったりして

ふたりきり手をつなごうとしても
必ず出てくる
あの娘の話題

キスしたって不安
抱きしめてくれても複雑

あの娘とわたし
どっちが好きなの
優柔不断はここらへんにして

ときどき見せるその遠い目は
誰を想うの
彼女にも見せたの

ほら動き出した
恋のエレベーター

楽天的にはなれない
あの娘には譲れない

無理してはしゃいでみる
あなたに
ただ笑ってほしくて

やんなっちゃうけど
好きなんだもん

しょうがないよね

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今。

『時』

夢をみているあいだにも
時は過ぎ行く

恋をしているあいだにも
針は刻み続ける

大切なのは今と
先生に教えられてきた

だけど今っていったい何

今こうしているあいだにも
今は今じゃなく過去になる

時は一瞬も止まってくれず
時は一度として止まったこともなく

今を大事にしてみても
それはすぐ「さっき」になる

そんな”時” だから
その一瞬一瞬を愛していきたい

振り返れば
すべてが必然で起きたものだ
良い思い出だ

さあ また
時の海へ漕ぎ出そう

ひとかき ひとかき
思いをこめて

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純愛。

『紡ぐ愛の糸』

あなた
まるで希望のように
温かい光で
わたしを照らしてくれる

信じていいの
ううん
騙されてもいいの

遠くて
悲しくて
もどかしい過去

解きほぐすためであったかのように
あなたと出会えた

あふれる愛おしさ
宙へと舞い上がってゆく

想いは泉のように満ちて
心は比べようもなく愛で埋まる

信じていいの
ううん
あなたなら信じられる

大切な気持ち
こうなるのが分かっていたような充足感

息詰まるように苦しい
そのぐらい

あなたを愛しています

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夢と現実。

『夢』

夢が夢で終わるなら
現実と夢の境界線は何処?

眠りの中の夢が
現実と虚構の産物なら
優しいあなたは一体誰?

せめて夢でも逢いたいからと
あなたを想って眠ってみても

それが本当のあなたでないなら
苦しくなった胸も偽物なの?

分からない

夢と現実を結びつけるもの

分からない

夢と現実を区別するもの

夢の中のあなたはいつも多弁で
現実の世界のあなたはいつも無口で

わたしは混乱する

いつしか
夢の中のあなたを愛しているようで

夢と現実を隔てる壁は
目には見えない
高く冷たく堅い壁

今夜も彼に 逢いに行く

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道を歩く。

『岐路』

可能性はあるはずです
あなたならきっと

そう言ってくれたあの人

わたしの頼みとなるものは
社会的立場でも
経済的基盤でも
交友関係でもないけれど

夢を見て叶えることができる
この手で
踏み進むことで

さまざまな束縛があり
さまざまな障害があっても

前を見続けるこの足取りは
自分の意思以外では止められない

希望の橋を渡る

あの人の声援に応えるように

霹靂が轟いても
星霜の歳月を要しても

わたしは歩いてゆく
ただ一歩一歩
たとえ遅くとも立ち止まらずに

小さく灯る
この勇気を忘れずに歩む

幾億の分岐がある細い道を

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孤独な夜に。

『人間』

僕はできるだけ
人との関わりを持ちたくない

面倒くさいし
問題も多い世の中
独りのほうが楽でいい

だけど不意に淋しくなり
人恋しさが顔を出す

独りでいるだけなら
僕はただの人

人と人の間にいるから
人間なんだと思うときがある

接することは煩わしい

でも

接することが嬉しいときがあるのも確かだ

僕はどう
生きればいい

ふとそう思ったとき
浮かんでくる顔がある

ああ
やっぱり人間なんだと
改めて思う

独りぼっちの夜

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最後の瞬間。

『憂愁』

ほどけた指きり
あなたとの約束

ふたり見上げていた未来
昨日の空に色褪せて

交わしたことばを数えてみた

風にのって舞い上がるように
夢が醒めてゆく

心に隙間が生まれようとしている

明日はもう
おはよう って言えない

瞼の上だけに雨が降る

心地悪い気だるさ
もう戻ることも叶わない

すべては明け方の幻

こんなものかと
割り切れもしない

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空を滑る夢。

『滑空』

空に浮かんでいる夢を見た

すべてが小さく
すべてが大きく
すべてに包まれているようだった

些細な悩みも
とりとめのない諍いも
解放された世界

目を開けていられない
うねりのような
風だけの世界

現実は夢のようにいかない

だけど夢だけに留めたくない

この感覚は
忘れえぬ快楽

目覚めたらまた
狭い視野に戻るけれど

頑張れると思った

あの滑空の心地良さを
この身が覚えているうちは

足を地につけ
夜明けから滑空を
はじめよう

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雨上がり。

『希望』

みんな何かを探して生きてる

あなたにも
わたしにも
探してるものがある

雨上がりの街の静けさ
そこにふと見出せるもの

胸に咲いた
小さな花

それは希望という名で
明日を連れてくる

手を繋ごう
もう離れぬよに

言葉を交わそう
分かち合えるよに

穏やかな気持ちになる
ふとした瞬間に
わたしたちは生を感じる

真っ赤な風船を
空へ飛ばせば

高く 高く

明日のわたしが笑っていますよに

未来のあなたが笑っていますよに

願いをこめて
この雨上がりの空の下で

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片想いの切なさ。

『ミッドナイトブルー』

切なさが拭えない
こんなひとりぼっちじゃ

君を想うほど
この鼓動は慌てだし
幾億の妄想が飛び始める

酔えない酒に手を出せば
淋しさに拍車がかかり
自滅する

かわいい声を聞かせてよ
その響きでどこまでも行けるように

やっぱり僕は
強がっても無意味だ
君の虜

憂鬱な夜はどこまで

赤裸々な胸のうち
曝け出して

言いたいけど言えない

関係を壊してしまうなら
いっそこのままで

だけどミッドナイトブルー
君を想えば
止まらない気持ち

月が僕に微笑みかける

大丈夫だよと微笑みかける

そんな気がした
孤独な夜

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鳥籠。

『飛べない自由』

雨に打たれることも
風にさらされることも
ないけれど

私はここから出られない
籠の中で暮らすだけ

朝になれば
お友達が近くで呼ぶ

私はここから答える
籠の外には
出られない

危険はない
飢えもない

飛べないだけで
あとは自由

私は時折
幸せだなって
思える

羽の疼きも
苦しくは ない

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翳る月。

『月影』

蒼く放つ光は
誰のため

わたしを照らすためではないと
知っていながら
呟き問いかける

翳る月
今日も変わらず美しい

ほろほろ
涙が溢れる

私はなぜ生かされているの

私はなぜ希望を失くしているの

朱く燃えるような夢が
淡く消え去ったまま

この胸にもう
戻ってはこない

編み違えた糸のように
ほつれ
元通りにはなれない

闇にぽつんと浮かぶ
震える小舟

私のこころを映す鏡よ
波音を聴かせて

せめて朝が来れば
自分の本音に気づかず
いられるのに

この長い夜

誰のせいにも
出来ない夜

悲しみだけが
ゆらゆら
揺らめく

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Birthday。

『誕生日』

明日は
ボクの誕生日

キミには言わない
ボクの誕生日

言えば
二人の関係が変わるなんて
思えないし

余計な気遣いをされても
嬉しくはないから

傍にいられる
それだけで
ボクは喜びに満ちる

ひとつ
歳をとり

思いの深さも
また歳を取る

結ばれなくとも
キミを
見つめていたい

そうさせてくれるだけで
ボクは幸せ

そんな誕生日も
いいんじゃないかな

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仲間とともに。

『ともだち』

すべてを分け合えるなんて
そんな都合のいい話は
ない

隠し事だってあるし
言うに言えない事もある

だけどそうさ
俺には
お前がいて良かったと思うときがある

怒ったり疎ましく思ったり
喜んだり笑い合ったり

一緒にメシでも食いに行こうか

気軽に言える
お前がいて良かった

探したって見つからない
お前の替わりは
どこにもない

夢を語らうなんて甘いものは
俺たちにはないけれど

与太話でいいんだ
会話は成立してゆく

信じているさ

俺はお前を裏切らないし
お前は俺を裏切らない

これ以上に素晴らしい事って
他にないような気がする

俺の気のせいか

それでも構わない

面と向かって言うのは
照れくさくて
無理だけどな

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嘘じゃなくて。

『カクシゴト』

疲れた・・・

体裁を取り繕うのも
周りに気を遣うのも

素直にあるがままを表現して
自分を抑え込んで
誰かのためにと頑張って

言わなければ良かったこと
しなければ良かったこと

たくさんあった

そうだ
今こそ隠し事をしよう

ばれたらばれたで構わない

開き直りの心で

嘘つくんじゃない
騙すんでもない

単純な隠し事をしよう

自分は
自分に作られた自分

ほどなく物語を歩こう

すっと力が抜けたように
重荷が取れた双肩

なんだ
こうやって笑えるんだ

たまには隠しごとも
いいものだ

悪気を取り払った世界だ

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儀式。

『水の世界』

仕方ないよ
ここは静かな水の中

外界の音は遮断され
聴こえてくるものなど何もない

魚のように泳ぎたいと
強く願い
激しく思った夏

熱い恋を
あなたとした夏

ずっと続いていた気持ちが
引く波のように
終焉を向かえて

わたしは寝息のような静けさで
入水を試みた

蒼く透明な水の世界

沈んでゆく
沈んでゆく

生命を投げ出すつもりなどない
ただの儀式だ

こうしてわたしはあなたを忘れよう

海底の奥深く
想いという名の恋を捨てよう

遥かな時の想い出を
すべて糧に変えてきた海なら
きっと受け入れてくれる

息を吸いたくなったとき
そこは抜けるような青空の下

さあ
上昇したら
新しい始まりが待っている

もう少し
この世界にいても構わないけれど

想い出に浸ってみても
構わないけれど

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しとしと・・。

『シトシト』

もう3日
雨が降り続いてやみません

シトシト シトシト
まるで大粒の涙のようです

誰かが鈍色をした雲に
訊ねました

どうしてそんなに泣いてるの?

雲は答えました

【私は
 ある人を好きになってしまいました

 仲の良かったはずの月が
 そして太陽が

 その人を照らしていると思うと
 照らす光を持たない私は

 たまらないシット心で
 胸がはちきれそうになるのです

 あふれる想いが
 しずくに変わってしまうのです】

雲の恋
成就が為されなければ
悲しいけれど

せめて月と太陽と
仲直りができたなら
いいですね

その涙
私も少し 貰いましょうか・・・

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無責任な・・・。

『本音』

彼が言うには
ただ頷いて見せればいいらしい

結婚・・・
その約束を交わすだけだと

頷いて見せることも
良い返事を返すことも

私には出来ない

無責任な約束など出来ない

彼と私には
やはりどうしても距離がある

その距離を埋める努力を
彼がしているとは
今の今になっても思えない

指環
誕生石の指環

褒められたいかのような顔で
どうだと言わんばかりの顔で
私に見せる彼

愛されてるんじゃない

あぁそうか
単なる所有欲から来る行動だ

さよならを言えない私も悪い

どこかで好きという感情を
抑え切れてもいない

受け取れない
でも
突き返せない

佇むように空を見上げ
ひとつ
息を吐いた

明日もまた会う約束をした

自分自身を
整理しきれないままで・・・・

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救済の気持ちで。

『妄走』

霧のさなか
アクセルを踏みつけて
滑るように君へと向かう

運命は時間とともに
ゆっくりと確実に方向性を定めてゆく

僕が死んだら
僕を思い出す必要はない

だけど今は
君へと近づく僕を
想っていて欲しいと願う

その瞳に移るすべては
誰かが夢見たものが形になったもの

それだけじゃ淋しすぎるだろう

君を想い 君を慕う
君が生み出した僕を混ぜてくれ

赤茶けた世界に閉じ込められた
写真のような空間から
一緒に抜け出そう

君が描く未来で構わない
浮かべた地図で構わない

距離が縮まる
スピードを上げる

ハンドルから手を離し
君の方向へ腕を伸ばす

かすかな声が聞こえるか
この鼓動が聞こえるか

アクセルを踏みつけ
ただひたすらに
君へと走る

さあ抜け出そう

狭い写真の世界は
もうじき終わりを
告げるんだ

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あま~~い!!(笑)

『出勤前』

声が聞こえた。
僕の頭の中で聞こえた。

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ともだち。

『間隙』

僕は彼女を愛していた

ただ絶え間なく
心を尽くして愛していた

僕らは恋人だった
かけがえのない時間を過ごした

そこには笑顔があった
そこには未来があった
永遠と信じられた

ふとした小さな喧嘩をした
それは些細なことだった

謝れば良かった
少し意固地になっていた
プライドが邪魔をしていた

彼女は友達に相談をした

彼は僕の親友だった

ふたりは親密になった
ふたりは僕に嘘をついた

だけどまだ謝れたはずだった
でも僕は謝ることが出来なかった

そして親友に奪われた
そして彼女に裏切られた

理由はもはや消失していた
すべてが噛み合った歯車だった

時間は戻せなくなった
ふたりと会うことはなくなった

よく聞く話だ

僕は頬を拭った

もう恋人じゃなくなった
違う道を進み始めた

少し疲れた

僕の枕は
いつもよりも深く沈んだ

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恋のかたち。

『わたしのすべて』

女としても
恋人としても
あなたの一番になれない

追う恋はしたくないと
決めたはずの恋だったのに

いつの間にか
わたしは追いかけてしまっている

気が楽になることもなく
心地よく感じることもなく
ただあなたの笑顔のために

水ばかり多くて
枯れてしまう花のような

わたしの想いは
漂い
移ろい
儚く溢れ出る

あなたはわたしのすべて

何でも叶えてあげる
何でも聞いてあげる

だから、ねぇ

わたしのこと
傍に置いて離さないで

夢も希望もあなたに乗せて
矛盾を抱え
今日もまた

心苦しく、募らせて。

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赤い爪。

『赤い爪に堕ちて』

どんな愛も
どんな囁きも
僕には要らなく思える

過去(むかし)の
痛みを覚えた恋があった

その恋は
間違いなく愛に変わると信じてた

何よりも激しく熱く
ひとりを想い
そして
ひとりに捧げた

今でも解せないゴシップ

彼女は赤い爪で
僕の友と心中を図った

命を取り留めたのち
ひとり逝った友に
彼女は生涯の祈りを捧げた

恋すること
愛すること
未来を求めること

今の僕には
出来そうにもない

吐息を撒き散らしては
絶望を渇望する

遠く遠く
いつもまでも
永劫に

赤い爪の女性には
恐怖を覚える

胸の真ん中を引き裂かれる
痛みのような
悲哀のような

彼女を好きだった

その想いと記憶が
放浪の深海へ
僕を堕としめたままで

浮上できない言い訳を繰り返している・・・・・

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走って走って走り続けて。

『たとえば走者の顔で』

投げ出すな
走り続けていけ

どんな悲哀も屈辱も
耐え忍び
前へと進め

走って行くうち
必ず景色は変わってゆく

今は鈍色の空でも
きっと晴れ間は差してくる

見上げてみろ
雲は風で流れている

振り返ってみろ
スタート地点は見えないはずだ

ふたつにひとつの
答えを選ぶんじゃなく

ふたつ みっつと
答えはある

貪欲に諦めずに
それらに手を出してみればいい
それらを信じてみればいい

ひとつの間違いは
単純にひとつの間違いで
お前のすべてを否定するには
遠く及ばない

間違えたっていいじゃないか
間違えたっていいじゃないか
間違えたっていいじゃないか

戸惑い 迷い 立ち止まる
それがいちばんいけないことだ

順風満帆など期待するな

明日は明日の風が吹く

今は黙って
走り続けてゆけ

泣きながら
でも
走り続けてゆけ

必ず景色は変わり
必ずゴールは近くなる

休むのと止まるのを
誤まらぬよう
己を律せよ

栄冠はお前の頭上に

成功はお前の努力の上に

リタイヤすることこそ
何よりも最大の屈辱と
覚悟を決めて

走り続けてゆけ

走り続けてゆけ

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デート前日。

『期待の明日』

明日になったら
やっとあなたに会えるね

わたしが待ち続けた数日間は
激動と呼べるほどのものは
何もないけど

心の平安は
どこにもなかったんだ

淋しくて会いたくなって
会いたくて淋しくなって

電話に手を伸ばしたり
手紙を書こうとしてみたり・・・

光源氏を愛した女性たちも
こんなふうに
淋しくなっていたのかな

きっとそうだよね
女心に昔も今もないんだもん

明日になれば
やっとあなたに会える

嬉しくて
期待して
きっと今夜は眠れない

ぜったいに寝坊なんかするもんか! 

意気込みだけは
ばっちり持っているからね

さあ
あと10時間
どうやって過ごしてやろうかしら

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他人のことなら・・・

『他人』

人のことなら
放っておけば済む

まして赤の他人なら
俺には関係がないから

いつしか心は廃れ
情に駆け引きと見返りを求めはじめた

俺には
まことの優しさなどは存在しえぬ

アメリカ兵士が一般市民を殺しても
日本人が海外で巻き込まれても
俺には関係などない

みんな、そうだろう?

おいおい、詭弁はやめてくれよ。

お前だって、見て見ぬふりだろう?

そんな目で見るなよ。

遠ざかる隣人との距離も
愛より淫を求めた

不確かな心の触れ合いより
確かな肌の触れ合い

人は通り過ぎ
俺も誰かの記憶を通り過ぎるだけ

刻まれし想い出など
子供が玩具を欲しがる駄々のように
自然で忘れられるもの

人のことなら
人にまかせておけばいい

無為に関わると
あとあと面倒なことになる

そして周りに
誰もいなくなった

誰ひとり
俺と交わる奴はいなくなった

ほらね
所詮は人の情など
この程度のもんなのさ

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エイプリルフール。

『本音の嘘』

君のことが好きだよ

だから結婚しようよ

子供はたくさん作ろうよ

老後は旅行をしようよ

面と向かって言えないことも
今日だったら言える

すべて嘘ってことにすればいい

だけど本当になればいい

君は笑って聞き流し
昨日のドラマの話に花を咲かせる

僕は笑って嘘を続ける

それが本当になればいい

少し胸が苦しくなって
言い終えてもすっきりしない顔で

君へのラブコール

明日からはまた言えない

本音の嘘が
あふれてこぼれた

今の関係が壊れなければ・・・
それがいちばんと考えてしまう
臆病な僕

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懲りない恋。

『ひとりきりの喧騒』

わたし
あなたに会えて良かったよ

あなたの声が聞けるだけで
あなたの傍にいられるだけで
こんなにたくさん幸せを貰った

何度も自分を振り返る

つくづく我が侭で
つくづく身勝手だった

懲りない恋をして
どんなにかあなたを傷つけたか
分からないほどに

あなたがあの娘のところへ
足を向けた

責められない経緯が
そこに存在した

仕方がない・・・

仕方がないことだけど・・・

いやだ
いやだよ
離れたくないよ

ちゃんとがんばるから
あなたのためにがんばるから

想い出だけをたくさん残して
お願い
行かないでよ

もう届かない声だと
知っているけど

もう戻れるわけないって
知っているけど

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鳥のように翼を広げて。

『素直』

肩肘を張って
僕は生きてきた

誰にも負けない 負けたくないって
息んで 力んで
生きてきた

永遠って呼べるほど
生きることなんかできるわけなくて

瞬くほどの一瞬でも輝ければ
実は素晴らしい人生

言葉ひとつ選んで
社会の波に逆らわず
胃を痛めながら生きるより

振り返らずに済むような
笑って川を渡れるような
後悔しない人生でいきたいじゃない

素直な自分を出すのは
泥まみれで遊んだあの頃以来か

忘れかけていた本当の自分

自由に駆け回り
母の胸の中に飛び込んだ
ズボンの膝に穴を開けてた「ぼく」

戻ろう
還ろう
あの頃の「ぼく」に

タイを緩めて
髪をくしゃくしゃにして
誹謗中傷を気にせずに行こう

ろうそくの火は灯ったばかり

偽りの仮面を部屋に投げ捨て
今度は母でなく
きみの胸へと走っていく

僕が「ぼく」でいられる時間へ

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記憶って微妙な兼ね合い?

『もう少しだけ』

忘れることと
忘れないこと

そのバランスを保たなければ
この世界に生きることは難しい

忘れたいことと
忘れちゃいけないこと

誰しもある苦い経験や
自分にとっての一念発起

分岐点は必ずある

この宇宙の片隅に生きる何十億
それぞれにあるターニングポイント

記憶は渦となり
青みを増すか
濁る灰燼と化すか

もう少しだけ
他人を見るゆとりを持とう

もう少しだけ
他人との比較をやめよう

私は私
あなたはあなた

冷たく聞こえるこのフレーズが
実は個性を育て
バラエティに富んだ世を支える

人それぞれ異なる記憶

夢をほじくるように
記憶を振り返れば

置き忘れた何かがあるかもしれない

言い忘れた言葉があるかもしれない

そしてそこに
いま抱えている重たい荷物を
置いてくればいい


もう少しだけ
軽くなるために

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力まずに塗りましょう。

『塗り絵』

かすかなイメージを
膨らませて

小さな胸に
期待を抱いて

-僕は空を見上げる-

少し澱んだ都会の空気は
妙に生温かく感じて

-僕はここに生きている-

心を通じ合えなかった人
言葉にならなかった人
根幹が異なっている人

いくつも通り過ぎてゆく
人間という名の季節たち

儚くも脆い
危うい氷の橋のような夢を
水平の両手で渡る

明日はどんな嫌なことが待っているか
明日は何度目の最悪を感じるか
ゼロよりマイナスをスタートラインにして
歩いてみよう

小さな幸せを大切に思う
そんな人でいたい

都会の空の下
叶えられる夢など少なくとも
笑っていられる時間

それが何より
かけがえのないもの

泣いたり怒ったり
嘆いたり笑ったりの
淡い色えんぴつ

ちょっとずつ鮮やかに
空が見えたなら

その日は喜び

その日は前進

今日の空はどんなふうに
塗ることが出来るだろう

-夕暮れを待つゆとり-

胸の片隅に握り締めた顔で

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ハードボイルド?

『狭間』

煙草の煙が目に沁みる

志を高く己を強く
心は寛容に弱者に優しく

俺が目指すのは
理想の男の背中

哀愁と慈愛と淋寂に満ちた
そんな背中

凛と立つその姿に
誰もが一目を置くような
理想を目指していた

はずだった・・・

それが女に媚びて
ご機嫌を取る様になるとは

本当に
人生って分からないもんだな

でも惚れた弱みにゃ
勝てそうもない

これも現実
それも自分か

理想はまた
夢の中でも見りゃいいか

ちょっと未練も
残っちゃいるけど

そんな狭間に泳ぐのも
また一興・・・・

嗚呼
煙草の煙が目に沁みるぜ

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自信につながること。

『自信』

よくがんばったね

あなたにそう言ってもらえると
それだけでとても嬉しい

いつも失敗してばかりで
あなたを怒らせるような繰り返し

だから余計に
わたしは自信を喪失していく

上手くいったことがあっても
あなたの描く結果にならず
認めてもらえない自分に苛立ったりする

よくがんばったね

あなたがそう言ってくれると
それだけで私は頑張れる

明日も頑張ろうっていう気持ちになる

自分が信じられるように
自分を自分でいられるように
もっと頑張るから

見ていてください

あなたの理想にはなれないけど
あなたのために懸命になる
そんな私を

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祈りをこめて・・・

『飽和』

カーテンから透けて見える
明るい光

夜が明けて
太陽が笑顔を振りまいた

とまらない想いは
はずむ心と
不安な気持ち

不意にどきどき
刹那ふわふわ

そう
恋はここにある

わたしの言葉は
キミに届かないけど
いつも伝えてる

まっすぐ見つめられない
シャイを決め込む癖

大切に温めたい
でも
このままじゃいられない

キミのそばにいられますように

祈りをこめて
願いを託して
静かに目をつむる

口角が上がりながら
幸せな未来を
夢見て・・・

「だいすき」

そう思えば
今日が優しいものになる

心は、ひとつだから

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あったかいでしょう?

『つながり』

そっと重なった
わたしが差し出した手

寒さに侵され
あなたの指が凍えているようだった

お湯やカイロじゃなく
ひとの温もりが欲しそうだった

わたしは切ないような顔で
あなたの瞳を見つめる

言葉にする勇気はない
だけど幸せと思える毎日

いつか結ばれたら
もっと近くで温めてあげる

すぐに冷えてしまう
あなたの指先

わたしがずっと
心をこめて・・・・

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約束は守りましょう。

『うそつき』

かしましく思う
あなたのその言い訳

いちいち語る綺麗ごと
わざわざ説く成り行きの話

そんなものは聞きたくもない

約束は約束
ちゃんと守ってよ

すべてが虚言だらけの繕いもの
心の安寧は何処にもない

何を信じたら楽になれる

誰を信じたら健やかでいられる

あなたがあなたを変えないかぎり
わたしはわたしでいられない

嘘を嘘として割り切れてたころは
もう二度と戻ってこない

これ以上 嘘は重ねないで

もう消化できるほど元気じゃないよ

真っ正直なあなたは
きっと生まれたときから居なかったんだね

今になって気づくなんて
もう遅いけど・・・

傷つき過ぎたけど・・・

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赤い海。

『潮騒』

海岸をひとり歩いた

砂の音が耳に優しく
ふわり
潮の香りが漂う

貝殻や蟹さん
飛び跳ねるイルカさんは
まったく見当たらない

そんな無愛想な海岸

遠くに沈む太陽
一番星がきらり光る

スカートに風をはらませ
髪を手でおさえ
あの金平糖まで歩こう

ずっと愛しても
届かない恋もあるけど

私がんばる!
なんて
健気でしょう?

波は私の気持ちを
そっと潤してくれる

愛の在り処も
人の生命も
みんな海へと還る

夕焼けの真っ赤な水平線

水面に漂い
あの人のもとへ届け
私の想い

Girls Be Ambitious!!

※わたしの作詞/曲した歌『Girls Be Ambitious』のイメージです。(笑)
大人になった今、ちょっと違った観点から書いてみました。

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雪化粧?

『スノーホワイト』DSCF0021

部屋が妙にシンとしていた

窓に目をやると
白い雪がひらり

風に乗るでもなく
静かに大地にキスをして
そのまま包みゆく

取るものも取らず外へ出る

幻想の中にいるようで
冷たさに熱くなった

あの娘も同じ空を見ているかな

時計じゃ計れない
遠い空の下にいる彼女

今すぐに電話をしてみよう

話したいことは
たくさんたくさんある

豊かな会話のなか
少しずつ作った雪だるま

部屋に置いたら
溶けてしまうね

ふと笑みがこぼれた
1月のある日

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良い考え方。

『足し算だけの方程式』

言い訳したって
何も変わらないね

後悔している時間があるなら
明日のことを考えようよ

どうせ明日のことを考えるだろう?

後悔している時間のぶん
明日のことをじっくり考えたほうが徳だよ

物事はすべて足し算

昨日のことは引き算

後悔するほど反省したなら
それを良かったと考えよう

掛け算のない人生

地道に積み上げ
着実に足してゆこう

僕も君も
いささか言い訳が過ぎたようだ

さぁ 溝を深める引き算じゃなく
ほら 溝を埋めてく足し算をしていこう

眠っていても明日は訪れる

睡眠不足になるぐらい
夢中になって人生を生きよう

何かをただ待っているんじゃなく
待っているもののために歩を進めて

気がつけば手の届くところに

気がつけば手の届くところに

もう明日は来ている

言い訳はやめよう
誰かのせいにするのはやめよう

開け放した心で
前向きに足し算をしてゆこう

雨降って地固まる

苦しめばきっと得るものがある

君の苦しみがいつか
素敵な笑顔になれるよう祈ってる

笑おう

幸せを抱きしめるために

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切ないかも~?

『人形』

笑っている顔はきれい?

怒っている顔はきれい?

いつだって貴方の思うように
表情を作っているよ

心のなか
貴方に支配されている私

もっと言葉で態度で
褒めてくれなきゃ嫌だな

どんな顔が好き?

どんな私が好き?

いっぱい教えて
いっぱい伝えて

何でも実践してゆくよ

だから言葉をもっとちょうだい

ねぇ・・・・

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つまんな~い。

『倦怠期』

今も昔も
あの人は変わらない

笑顔をくれたり
優しさをくれたり
ずっと傍にいてくれる

だけど私は変わりたい

刺激が欲しい
不安が欲しい
情熱が欲しい

安心に満たされた
今日と同じ明日

おそらくは来年も
同じ1日を過ごすのだろう

愛されているより
愛していたい
それが願いなのかも知れない

身勝手に思える無いものねだり

私の想いと裏腹に
あの人は
今日も決まった時間に家を出て行く

明日も明後日も
決まった時間に帰ってくる

私を信頼し過ぎていて
疑うことさえ
してくれないから

退屈で無意味な時間を
倦怠と感じてしまう

二人の絆と
積み重ねた時間を失いたくなくて
冒険も出来ない

私は脆く
ただ無為を弄ぶ

この気持ち
明日も感じるこの気持ち

感じて欲しい

本当に愛してくれているのなら

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ぽろぽろ・・・

『ココニイルヨ・・・』

叫んでいる

ずっと叫んでいる

自分の居場所を確かめるように
誰かに自分の存在を伝えようとする

ココニイルヨ・・・

それは時に痛みというかたちであり
それは時に涙というかたちであり
それは時に暴力というかたちであり

大声を張り上げて
自分の中のノイズを消すように
アピールを続ける

ココニイルヨ・・・

そうしないと
誰からも忘れ去られてしまうようで
色んな人に嫌われている錯覚に陥りそうで
壊れてしまいそうになる

何を手に入れても満足しきれず
充足するのは底知れぬ罪悪感だけ

言葉は意味を持たず
言葉を聞き入れる耳を持たず
やみくもに誰かのせいにして逃げようとする

何故こうなったか分からない

絶え間ない自己嫌悪と他人批判
自分が自分でなくなる気もしてくる

手首に作る傷跡が増えるたび
それは治癒しえないものに変化を遂げていき
ある種の存在感に変わったとき
傷跡は言葉の代わりになる

ココニイルヨ・・・

加速してゆく闇
減退してゆく感情

あぁ・・・理想は崩れ去った
掴みかけた夢はこの手を離れた

全力で
もがけば善かった
救いを請えば善かった

もう遅い闇のなか

ずっと叫び続ける
心で
傷跡で

ココニイルヨ・・・

誰か気づいて

誰か助けて

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年越し。

『大晦日のモノローグ』

今年と来年

年末と年始

たった1日の違いで
こんなに違う1日ってあるだろうか

思想も見た目も
家族も事情も
ほとんどの事柄が何も変わらない

だけど
気持ちを変えることは出来る1日

新たな目標
新たな希望
新たな・・・

心機一転
気分一新
何を成すにも良い1日

どんなゴールを目指そうか

そんな高揚感に揺られながら
さぁ
最後の日を過ごそう

今年を過ごした
あるがままの自分で

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寝込むということ。

『看病』

すごい熱だよ

付きっきりで看病してあげたいけど
あなたは伝染るからって
わたしを傍に置いてはくれない

咳したって何したって構わない
だから傍で看病させてよ

それを拒まれるのは少し切ない

弱っているときは甘えてほしい
いつもいつでも
強がりばかりの意地っ張りなひと

あまり上手くない料理の腕でも
お粥の味つけは勉強してきたんだ

ちょっとでも食べて
ちょっとでも元気になって
わたしのおかげって言ってほしいな

愛情たっぷりのお薬を
飲ませてあげる

デートの約束
ちゃんと守ってよ

そのためにもお願い
傍にいさせて

あなたの傍に置かせて

熱で苦しそうなあなたを
放ったまんまじゃ
胸が苦しいばかりだよ

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むずむず。

『味方』

今日から
わたしは一人じゃない

今日から
わたしにも味方ができた

あなたが昨夜
好きだと言ってくれたから
少しだけ
心強くなれる気がした

不器用に
だけど真っ直ぐに
突かれるような瞳で

伝えてくれた言葉
ほんとに嬉しかった

聖夜はすぐそこ
何を贈って返せばいい?

味方になってくれた
あなたにあげるものは
たぶん切なさ

だって夜になったら
また離れないといけないから

ねぇ
また明日も言ってね

わたしを好きだって

くすぐったいような
歯の浮く言葉を
言い続けてほしいよ

精いっぱい
わたしも伝えてあげるから

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淋しいですね。

『キャンドル・ライト』

こんな
ひとりきりの夜には

キャンドルに灯でもくべましょう

賑やかな街に背を向けて
寒くて狭いこの部屋で

キャンドルに灯でもくべましょう

追いかけて
あなたにすがった想い出も

幻を重ねながら
愛した人たちのことも

忘れるように
マッチを擦って

キャンドルに灯でもくべましょう

そしてすべての想い出を
小さな炎で
消すのです

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後悔のような、未練のような。

『彷徨』

懐かしい道

ふたりで買い物をして
僕らの部屋に帰る道

連なる壁の隙間から
あの日の匂いが
流れてくる

この道をたゆたふ記憶

僕らはいつ
大人になったのだろう

いずれいずれの未来を誓った
あのころの約束は
ぼやけたまま泡と消えた

いつもの喧嘩だった

すぐに仲直りできると
安易に考えていた

思っていたよりも
君をえぐった言葉は
ナイフよりも斬れたようで

元にはもう戻れなくなった

悲しくも美しい
思い出のなかに酔う

そこには笑顔だけが
満ち溢れていたように思う

あの声はもう
聴くことはできない

すぐに冷えてしまう手を
温めてあげることもできない

僕は大人になる道を
きちんと
歩いて来れたのか

胸に息吹く君に問いたい

今ならば
やり直せるのだろうか

懐かしい道

この腕の隣には
切りつけるような風だけが
吹いている

あのとき
僕が放った言葉みたいに
冷たい風が

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好きって言えない気持ち。

『きみをつれて』

もしも今夜
きみをつれて旅に出たらば
僕の想いは・・・

いつも見つめている
いつも話している

悩み事に乗るお芝居をしながら
きみとの時間を泳ぐ

泣いたり、笑ったり
怒ったり、ふざけたり
いろんな表情で揺さぶられる、僕

そんな波がまた心地よい

きみをいつしか好きになって
きみには好きな人がいて
きみが僕を頼るうち
きみの良い相談相手になったようで

僕はそれで我慢できるほど
男が出来ているわけじゃないから

きみがフラれればいいのに、とか
きみがあいつを好きじゃなくなればいいのに、とか
卑屈なことも考える

本当の自分を見せても
受け入れてもらえるか分からないし

本当の気持ちを伝えても
受け止めてくれるか分からないし

なんて臆病だ、自分

もしも今夜
きみをつれて旅に出たらば
僕の想いは
告げられるだろうか
成就するだろうか

もしも今夜
きみをつれて旅に出たらば
僕の想いは
伝わるのだろうか
届くのだろうか

迷い、惑い
くるくるの丸まった尻尾

もしも今夜
きみをつれて旅に出たらば
僕の想いは・・・

きみの想いは・・・

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朝陽です。

『輝彩』

淡いモノクロのキャンパスに
彩りを仕掛ける

遠く地平線から
白黄色を纏う稚児が生まれた

成長は昇天の軌跡

人が 景色が
明るい輝きに満ちてゆく

老いは焼紅 詩人が詠む謳(うた)

くれない色の空が
黒の塗料と融合する

キャンパスのなかに
疲れ果てた老兵が還ったとき
人々もまた眠りに落ちる

明日もまた
新たな稚児が生まれるだろう

いまは胎児の安らぎ

その鼓動と息吹だけは
月の美しさが
示してくれる

そんな月の表情が
わたしはいちばん好きだ

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かゆいかゆい・・・でも、Heartwarming。(笑)

『12月のおみくじ』

きみがひいたおみくじ

なんだ末吉だったの

ぼくは中吉だったよ

きみは少しふくれた顔して
つんと口をとがらせた

じゃあ結んでおかないといけないね

ぼくが神様に近いところに結んであげるよ

きみはやっぱりご機嫌ななめで
ほっぺもぷっくりさせた

だいじょうぶ
もうすぐにお正月だから
そのときにまたひこう

だいじょうぶ
ぼくがおねがいしとくから
今度はきっと大吉さ

末吉ぐらいで
ぼくとの時間を減らさないで

きみはぼくのもの

ぼくはきみのもの

おみくじは
きみのことを知らないんだ

だから勝手なことが言えるだけだよ

ふたりがふたりを理解して
ふたりがふたりのために努力すれば
きっとふたりの未来はひらける

高いところに結んであげるよ

だからほら笑って
かわいい顔してみせて

凍える冬の境内に
フランス映画のような雰囲気を
ただよわせよう

きみが好き

それだけは今日も大吉だよ

これは結ばずに
ちゃんと持って帰っていってね

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格闘の舞台は陰影でしょうか?

『戦場 (いくさば)』

TVの画面で観る
戦う男たちの物語

熱き血潮をたぎらせ
その背(せな)に思いをめぐらせて
慟哭こそが原動力

幼い子供が泣いている
心配そうな女性が映る
観客は喝采を送り続ける

はらはらする心臓はスピードを増して
戦いはクライマックスを迎えた

光が交錯する
男たちがきしむようだ

わたしの心が
臨界点を越えている

殴り
殴られ
勝者に与えられる栄冠

それは
プライドを満たす美酒か

命を捨てる覚悟が
わたしたちを興奮させる

汗の飛沫

血のアーチ

痛々しくて観ていられないけれど
この握っている拳は
わたしのなかの猛者の姿か

ゴングが歓声を呼ぶ

そして見た

敗者が流す涙の重みと
敗者を讃える勝者の儀礼

強者(つわもの)の
真のかたちは
かくありき

栄光の降りしきるなか
戦いの幕は
そっと閉じてゆく

わたしの興奮を未だ冷まさずして

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復活は自分の内から。

『武魂』

流されるような生活の中で
俺が見失ったもの

エゴの渦巻く日常が
俺から牙と爪を捥いでしまった
そんな気がする

誰にも負けたくないくせに
譲歩なんて覚えた

それでストレスが溜まると知っても
言い返せない俺がいた

どこかに埋もれた俺の牙

どこかに隠された俺の爪

猛獣の猛々しさと
狩人の研鑽を重ねた氣は
どこへ消えたか

忘れるな

俺には牙がある
俺には爪がある

閉じこもった自分の殻を噛み砕け
脆さが作り出したこの壁を切り裂け

雄々しく吠えて
勇敢に我と斗え

百獣の王

それは弱者を守るもの

それは自らに打ち勝つもの

何かを傷つけるためではなく
自身を越える強さを
我が前へ示せ

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年齢を重ねたら?

『グッドラック』

気がつけば
迷ったことや悩んだことが
映画のなかの事のよう

確かに泣いた日
確かに傷ついた日

あのころのわたしに言ってあげたい

「いつか大丈夫に思えるよ」

友達の笑顔にも
嫉妬しちゃっていたっけ

激しく怒ったことも
深く落ち込んだことも
いい思い出って言えてしまいそう

思い切り淋しかったけど
思い切り苦しかったけど

いまのわたしを構築している
当時感じた
せかいの終わり

誰もわかってくれないって思ってた

でも

晴れない闇も、明けない夜もない

しっかり傷ついてよかった
しっかり泣いといてよかった

ほら
今日は訪れる

わたしらしく
自分らしく
生きていけばいいんだね

ひとってやっぱり・・・強いんだ!!

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青かった時間ってありますか?

『幻影』

かばいあったり
譲りあったり
そんな馴れ合いのなかで

わたしが告げる「さよなら」

伝わってくれると信じた
きっと未来に手が届いた

あなたの描いたわたしは
しとやかに
かわいくって

わたしはそうなれるように
努力していた

楽しかったことより
すれ違ったことのほうが
多くて

優しいあなたが
時に苦しかった

わたしの根本は奔放で
あなたの望む女じゃなくて

あなたの根本は無邪気で
わたしを包んではくれなくて

子供が子供を好きになる
まるで
幼い恋のよう

譲ってくれても望まれて
かばってくれても甘えられて
どっちつかずの
淋しいキズナ

風に舞うだけならよくても
飛ばされてしまうのは辛くて

わたしがあなたに告げる「さよなら」

想い出もあるね
記憶は薄れても失くならないね

それでもわたしは出てゆく

あなたが愛してくれた
わたしの残像を
ここに置いて

この部屋の鍵と
一緒に置いて

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ちいさくなったらダメですね。

『回帰』

ずっと忘れていた

こんなにも
小さくなっていた自分

僕はすぐ
ひとのせいにする

僕はあまり
ひとを認めない

憧れていたひとに
憧れていた大人に
遠く遠く
およばない

結局いちばん
認められない人間は
自分だったり

どうでもいいようなひとが
実は尊敬できる
ひとだったりする

やっぱり思うのは

僕は冷たくて
ひとはあたたかい

深呼吸をして
この襟をただして
むかし
憧れた大人になろう

いまからでは
難しいかも
しれないけれど

いまからでも
きっと
遅くはないはずだから

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青春時代のひとコマ。

『かえりみち』

偶然かさなった
かえりみち

何度もあなたを見つめては
振り向くあなたから目をそらして
そしてまた見つめて

熱くなってく頬を
必死にマフラーで隠しながら

わたしの想い
白い息のように
ふわふわ ふわふわ

行方知れずになっていた
過去(むかし)の恋が

なぜかわたしの背中を
静かに押しているみたいで

あなたへと気持ちを伝えてみたくなる

そう
眠りに落ちるときの心地よさ

そう
こわい目に遭ったときの手の震え

全部全部が
何度か経験したことのある
甘くて 切ない集まり

色んなことを考えても
言える言葉は少なくて

寝言のような小さな声で
つぶやくだけ

好き・・・

ふと悲しくなるのは
勇気がない自分のせいで

だけどあなたは
ほんの一歩だけ距離を縮めてくれて
わたしはまた赤くなる

影が伸びる

また曲がり角がくる

あなたの笑顔をください
あなたの温もりをください

この坂を下れば
また明日って
なってしまう

だからもう一度
寝言のようにつぶやく

そしてまたくりかえす

次の偶然は
いつになるのか分からないのに

こんなに好きなのに

それじゃ
また明日

あぁ
バカみたいだな

ほんとにわたしは・・・。

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アンニュイ?

『朝のまどろみ』

とおくとおく
なにかがきこえる

夢からさめそうな
仕切りのないせかい

この耳にとどくこえ

この心にひびくこえ

わたしをくるむ
ことばの毛布のように
あたたかく
やさしくきこえるこえ

ねむりの国の天使たちが
もっとあそぼう
もっといっしょにいよう

わたしをひきとめる

でもわたしは確かめてみたい

このやわらかいこえの主を

あなたはだれ
あなたはだれ

好奇心と興味とが
わたしのせかいを色濃くした

そこはきれいな陽光のくに

妖精たちの遊ぶくに

そしてわたしは
さっきまでとはちがう夢のせかいへ
導かれた

それは
二度寝という名の

おそろしい
おそろしい
魔物の罠だった

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たまには、こんな詩も。

『蒼い惑星(ほし)の隅で』

蒼い惑星の隅で
夢に挫折した人がいる

蒼い惑星の隅で
裏切られ塞ぎこむ人がいる

わたしもそのひとり・・・

わたしは弱くて
余裕なんかなくて

なんとか生還をと願う
こころのなかの戦争に挑む

夢とか希望とかを願っても
叶えられるのは一握(いちあく)の人だけと
博学者は言う

それが真実であっても
報われることがあると信じていたい

誰もが一握の人になりたい

誰も一握の人にはなれない

すべての人が足りないものを持っているから
誰かと共存をしていける
誰かを求め欲してしまう

それがわたし

それがあなた

幼いころの夢は消えていない
ただ
当たり前とか常識とかいう河のほとりに
置き忘れてきただけ

それを取りに行こう

この蒼い惑星には
誰かが忘れた夢が溢れている

それを継いでもいいと思う

いまを
あしたを
見出せるならいいと思う

わたしは弱い
でも
それを認めて生きよう

不器用にあるがまま
笑顔を作っていけたなら

それがきっとしあわせ

いま
きっとしあわせ

あした
きっとしあわせ

この蒼い惑星のどこかで
太陽は
きっと暖かく誰かを包んでいる

わたしのことだって

きっと包んでくれている

lyrics by りこ。

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